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都市封鎖か鎮圧か

都市封鎖か鎮圧か

作者紹介:マイケル‧ベルトラン(Michael Beltran) マイケル‧ベルトラン(Michael Beltran)はこれまで六年間記者を勤め、自分の一生を政治運動にかけている。記者という仕事で自国の様々なマイナーコミュニティに関して報道しているが、そのテーマには、人権問題や狭められた民主的空間、中国及びその他の超大国の干渉、強制される移動や引っ越し、身寄りがなく路頭に迷う人々の様子などが含まれる。 フィリピンでは都市封鎖が徐々に解放に進んでいるが、全土を見渡すと、コロナウイ...

September 23, 2022
博物館は現代の人権問題をいかに受け止めるか 共同学習からアドボカシーへ 「Ayo-Ayo!明日はきっと良い日——移住労働者人権特別展」

博物館は現代の人権問題をいかに受け止めるか 共同学習からアドボカシーへ 「Ayo-Ayo!明日はきっと良い日——移住労働者人権特別展」

まとめ 物議を醸す難題に向き合い、博物館としての仕事を通して、いかに政策と社会変革に影響を与えていけるだろうか。自力で戦っては限界がある。市民団体とパートナーシップを結び、連携して権限や資源を共有してこそ、博物館が社会的問題に介入するときやコミュニティと連携をとるときのハードルを下げることができる。また、より良い効果を上げ、ポジティブな社会活動エネルギーをさらに引き寄せる。博物館は、社会参加の一環として展示を開催することで、発言権もなく、汚名を着せられたままの、社会的に立場の弱い人たちへの...

March 30, 2022
ミャンマーの統一と博物館(その二)

ミャンマーの統一と博物館(その二)

参考資料 1.《ミャンマーの博物館:略史及び現実的な観点》(Museums in Myanmar: Brief History and Actual Perspectives),著者ザン・ナムラ 2. ウィキペディア記事:ミャンマー国立博物館  3. ウィキペディア記事:ミャンマーの民族一覧 4. 「リンジンゴン墓地のモスクやお墓がブルドーザーで取り壊された」(The Historic Lin Zin Gone Myanmar Muslim Cemetery a...

May 23, 2022
真実を語る展示物: 10月6日博物館の計画を洞察

真実を語る展示物: 10月6日博物館の計画を洞察

作者の紹介 :パトポーン(オル)プートン(Patporn (Aor) Phoothong)  パトポーン(オル)プートンは、平和のための博物館及びアーキビストの仕事に従事し、平和教育に力を入れている。最近ではタイ南部をテーマにした平和博物館の設置について、その可能性を研究している。同時に、1976年10月6日血の日曜日事件についての資料を収蔵する博物館計画と、南方博物館とそのデジタルアーカイブ計画の共同提唱者である。博物館とデジタルアーカイブを介して、国内での衝突を平和...

May 23, 2022
ミャンマーの統一と博物館(その一)

ミャンマーの統一と博物館(その一)

近年起こった事件の中では2012年から2013年の間に、マンダレー(Mandalay)市にあるリンジンゴン(Lin Zin Gone)墓地が取り壊されたことがよく知られている。マンダレー市政府はアマラプラ(Amarapura)・リンジンゴン墓地にあるモスクやお墓を取り壊した。2012年5月31日、取り壊す旨の通知がマンダレー新聞に載ると、所長を含め市役所の各官僚には、控訴状や署名など三千通を超える取り壊し反対の請願書が届いた。その墓地は由緒ある遺跡であり、イギリス占領前に国王に仕えた著名な非仏教...

May 23, 2022